歌舞伎町昏睡強盗バー…96度の酒で客泥酔、経営者ら逮捕

3月13日13時30分配信 読売新聞

 警視庁は13日、東京・新宿歌舞伎町のバー「ANGELS」経営細江敏光容疑者(39)ら7人を昏睡(こんすい)強盗などの疑いで逮捕したと発表した。

 同庁幹部によると、7人は昨年12月4日未明、歌舞伎町2の「ANGELS」で都内の男性会社員(30)に酒を飲ませて泥酔させてキャッシュカードの暗証番号を聞き出し、近くのコンビニエンスストアで現金28万円を引き出した疑い。

 同地区では昨年9月以降、練馬区の男性会社員(50)が泥酔して死亡するなど、同様の手口の昏睡強盗の被害が約30件続いており、同庁で昏睡強盗組織が存在するとみて捜査を進めていた。同庁幹部によると、「ANGELS」では、客を確実に深酔いさせるため、細江容疑者がスピリタスと呼ばれるアルコール度数96度のウオツカを混ぜた酒を作り、客に飲ませていたという。


当店でもたまに聞かれるのだけれど、スピリタスというアルコール度数96度のウオツカというのは普通に酒屋さんに売っています。それ単体で飲むよりもカクテルに調合した方が“多少は”飲みやすくなります。それ以上によく使われるのはエキスの抽出のしやすさから果実類を漬け込む果実酒用の用途でしょう。

有名なのはリモンチェッロというイタリアのレモンの果実酒でしょうか。イタリア料理店やBARなどで自家製のものをたまにみかけます。ちょいとアレンジしてミルクを使ったクレマ・ディ・リモンチェッロとか、季節の香酸柑橘類を使った柚子チェッロとか酢橘ェッロとか、バラエティに富んでて楽しいものです。

前述のウオツカからもう少しクリアで洗練されたウオツカでじっくり漬け込んだり、ウィスキーやブランデー、ラムなどのお酒で漬け込んだりして、色々なお店で創意工夫がなされています。


なのに、最初に引用したような事件が心無い輩によって発生します。多くのお店が便利に使っているお酒が、一部の悪意に満ちた用途のために規制されてしまう住み心地の悪い世の中なのだから、本当に勘弁していただきたいものです。

96度のお酒が悪いわけではない。声を大にして言いたいところデス。

Add Comments

名前
 
  絵文字
 
 
基本的に日曜休業です。
祝祭日の関係で変則的になる場合は事前にご案内いたします。

営業時間
18:00~good time

テケトー画像
  • 15 YEARS OLD
  • AGED 14YEARS
  • とりま営業再開
  • 不動ドアのお知らせ(再追加)
  • 不動ドアのお知らせ(追加)
  • 不動ドアのお知らせ(2021睦月)
  • 空きました。
  • OLD SUNNY BROOK WHISKEY 1917-1933
  • OLD SUNNY BROOK WHISKEY 1917-1933
アーカイブ
記事検索