昨日久しぶりに酒庫に行ったので、いくつかお酒を新入荷しました。といってもかなり整理がつかなくなってきているのでアット・ランダム・チョイスですが。
というわけでまずはFighting Cock Fully Aged 8 Years Oldです。以前エントリーで紹介した7年に変わるラインナップの8年で、現在は6年に切り替わっています。'70年代前半のSTAMFORDボトリングの7年は飲んだことないですが、'70年代後半からのBARDSTOWNボトリングの7年からその後の8年、'90年代中盤?から現在へと続く6年と、変わっていないのは103PROOF(51.5度)というアルコール度数。そして、時代と共に少しは変わっているけれど、昔からパンチの効いたHHの味わい。人によってはかなり辛口なバーボンと捉えていますね。根っからのバーボニアンにはたまらないタイプのバーボンです。
画像ではわかり辛いのですが、ショルダーの所の周囲にエンボス?があるHHの'90年代前半以前のボトルです。HHの少し古いボトルを探す時には参考になりますが、以前に酒屋さんのHPでこのボトルの写真を見つけて注文しても、商品が届いたら現在のボトルだったりしてショックを受けた覚えがあります。やはり足で探していた頃が確実ですし楽しかったですねぇ。今はもう日本中、いや下手すると世界中でも残り物だけになっていますから……。
この味、20代前半の僕の個人的に好みの味とは異なっていたのですが、お客様が好みの味を表現する際の「抽象的オーダー」に対応するのにとても便利な味わいだったという記憶があります。ファンも多かったように思えますね。