STONE CASTLEが大好きだったお客さま、ご自身で#1と#2を飲み干して、途方に暮れているところに現れた、Booker Noe'sとOLD CROW B.I.Bが、お客さまに救いの手をさしのべました。
Booker Noeの命日に開封したBooker Noe'sも、いろいろな方がお飲みになり、残り少なくなってきました。そんな少し減っているBooker Noe'sを見ながら、ポツリと一言、「こいつは幸せですね。」
そう、1年前、STONE CASTLEを開封した頃は、ほとんどバーボンを飲む方がいらっしゃらなくて、結局最後までお客さま1人で飲みきったんですよね。
「可哀想だから俺が全部飲みきってやる。」
あの一言は、今でも忘れられません。今はあの頃と少しだけ違ってきました。少しずつですけど、バーボンに、そしてハード・リカーに興味を持っていただける方が増えてきました。ここには何かある、という方が増えてきました。でもまだまだ何もありません。
決して物珍しさだけの見世物のお酒たちではありません。「ここにはたくさんお酒があるね」とは言われなくても、「ここにあるお酒は幸せだね」と、少しでも多くの方に想っていただければ……、閉店後にそんなことを考えながら、もう空き瓶となった、STONE CASTLEを、ぼぉーっと見つめていました。
>「可哀想だから俺が全部飲みきってやる。」
すごいいい方ですね。俺もハードドリンカーの端くれなので(最近ウイスキーのほかにアブサンに浮気してますが)是非お話してみたい方です。